スーツをかっこよく着こなしたい！

営業の外回りや人前でのプレゼンなど、女性でもスーツを着用しなければいけないシーンが増えています。スーツをサラッと着こなすのは、実はなかなか難しいもの。一歩間違えると一気にダサく見えてしまいます。男性以上に気を遣って着こなしを考えていく必要があるでしょう。

スーツはジャストサイズのものを選ぶのが鉄則です。動きやすさを考えると少し大きめを選びたくなりますが、ジャストサイズの方が印象よく見えます。肩幅や手の長さ、スカートやパンツの丈はしっかりと測ってもらい、フィットするスーツを見つけましょう。もし予算に余裕があるならオーダースーツもおすすめ。サイズを細かく決められるのはもちろん生地やデザインも選べるので、既製品以上のフィット感が得られます。オーダースーツは高いイメージがありますが、探してみると案外手の届きやすい価格帯で作れるようです。自分に合う既製品を探す手間を考えれば、オーダースーツを1着作った方が楽なのではないでしょうか。

レディーススーツを着るとき、ブラウスの袖は上着から見えないようにするのがベター。スーツの正式な着こなし方として「上着から1～1.5㎝インナーの袖を見せる」というものがあるのですが、レディーススーツはまだ歴史が浅いのですべて既存のルールに合わせなくても問題ないとされています。また、スカート丈はひざが隠れるくらいの長さにしておきましょう。イスに座るとスカートは上にあがり、丈が短くなります。脚の見える部分が多くなるとだらしない印象になってしまうので注意が必要です。

そして合わせる小物も重要。スーツには黒や茶色などの落ち着いた色のバッグがしっくりきます。私服のときに使うような派手なカジュアルバッグは避けるようにしましょう。黒や茶色であってもブランドロゴが大きく書かれているようなバッグは派手な印象を与えてしまいます。もしブランドものを使いたいのであれば、ロゴが控えめなデザインを選んだ方が賢明です。

せっかくスーツを着るのであれば、かっこよく着こなしたいもの。きちんとルールを守りつつ、端々に女性らしさを加えて自分らしい着こなし方を探してみてはいかがでしょうか。