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ファッションバイヤーと聞くと、世界中で最新ファッションの買い付けをする仕事をイメージする方も多いでしょう。
ファッションバイヤーは、買い付け以外にも情報収集や分析・交渉力など高いビジネススキルが求められる重要な仕事です。
今回は、ファッションバイヤーの仕事内容や求められるスキルについてご紹介します。
ファッション業界に興味のある方はぜひ参考にしてください。
ファッションバイヤーとは、店舗で販売するアイテムの仕入れや在庫管理を行う職種のことです。
世界中のブランドやメーカーから、自社のターゲット層や最新ファッションの流行に合わせて商品を選びます。
自分のセンスや知識を活かして、お客様に喜ばれる商品を選べる仕事はとてもやりがいを感じるでしょう。
主な仕事内容は、次に来る流行を予測するトレンド分析や世界中の展示会への参加、仕入れ価格の商談を行うメーカー交渉などです。また、買い付けた商品の売れ行きや在庫状況のチェックをし、販売価格や追加発注を行う販売管理も主な仕事となります。
このように、ファッションバイヤーは単に商品を買うだけではなく、情報収集から分析、交渉まで多岐に渡る仕事を行う必要があります。
ファッションバイヤーをする上で、必要なスキルとは何なのでしょうか。
特に重要な3つのスキルについて下記でお伝えします。
商品を買い付ける上で大事なのは、次に来る流行を察知することです。
そのため、トレンドやマーケットの動向を把握し、お客様のニーズに合わせこれから求められる商品を買い付ける必要があります。
また、販売価格や仕入れ価格を決める上でも、流行の情報を収集し的確に整理・分析するためのリサーチ力は欠かせません。
買い付ける際には、他のアイテムとのトータルコーディネートができるよう調和性を考慮しなければいけません。顧客ウケするコーディネートを提案するには、ファッションセンスを磨いておく必要があります。
ファッションセンスを磨くためには、さまざまなブランドやファッション誌を常にチェックしたり展示会やコレクションに参加したりして、最新のファッションに触れることが大切です。
メーカーやブランドと仕入れ価格や納期などに関する商談を行うため、利益を最大化するための交渉力は欠かせません。
また、相手と良好な関係も交渉する上で大切なので、相手との距離を近くするコミュニケーション力も必要となります。
今回はファッションバイヤーの仕事内容や求められるスキルについてお伝えしました。
ファッションバイヤーになる方法は、専門学校や大学に通いファッション関連の学びを深めることや、アパレル業界での経験を積むことが一般的です。
服飾のプロを目指せる「国際ファッション専門職大学」のように、世界で戦える知識を得られる大学も存在するので、色々な大学を比較して一番自分に合っているところを選ぶといいでしょう。
ファッションバイヤーは、自分のセンスや判断で商品を選ぶことができるやりがいのある仕事です。興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。