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振袖と留袖の違いって?

FASHION★  |

振袖と留袖の違いは、デザイン的には「袂の長さの違い」です。そしてそれぞれ、振袖は未婚女性の正装であり、留袖は既婚女性の正装という違いがあります。
袂というのは、着物の袖の下方に袋状に伸びた部分のことで、振袖の場合はこの袂が100cm前後に長くなっています。このような形状になったのは江戸時代で、未婚の娘に舞を習わせる習慣が広まり、その際に身振りをより美しく見せるために袂が長くなったという説があります。つまり、最初から振袖は若い娘が着るために誕生したデザインだったのですね。

そして、嫁入りすると、女性はそれまで着ていた振袖の袂を短く切り落とし、留袖に作り直して着用しました。これは既婚であることを周りに示す、結婚指輪のような意味でもあり、また家事をするときに袂が長いと邪魔になるからという、実用的な意味もあったと考えられます。

こうした経緯を経て、留袖は既婚女性の第一礼装と定められました。第一礼装とは、西洋のイヴニングドレスに相当します。結婚式では黒留袖が正式とされていますが、これは西洋のブラックフォーマルのドレスコードに合わせたためであって、必ず黒でなければいけないということはありません。色物の場合は五つ紋にすると正装と同格になります。結婚式のような華やかな場では、むしろ色鮮やかな色物の方が喜ばれると思います。

せっかく振袖を持っていても、現代の人が留袖に作りなおして着るというのはあまり現実的ではないですよね。とはいってもそのまま着るわけにはいきません。もう結婚して着られる着物がないという人であれば是非「晴れのひかしいしょう」という所で留袖レンタルをしてみて下さい。ここの最大の魅力は全額返金保証をしてくれるほどの品質の高さです。実際に、きもの屋さんにいい着物だって言われたという利用者情報も多くあるので、その品質の高さがうかがえます。また、必要なものがフルセットで入っていて、往復送料無料、返却時はクリーニング不要とかなりいいことづくめのサービスであることは間違いありません。せっかく、日本人女性として生まれたのですから、たまには留袖でお出かけしてみるのもいいと思いますよ。


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